タイヤの空気圧確認

 毎日行う必要まではありませんが、1ヶ月1回程度など、お勧めできるタイヤのメンテナンスは「空気圧の調整」です。

 タイヤ点検での整備不良60%は、空気圧の不適正です。
 タイヤは毎日使用する事で、ゴムが酸素を取り入れ、タイヤの空気も抜けにくくなりますが、週に1~2回程度しか自動車を動かさない場合は、毎日使用するよりも、早くタイヤの空気が微妙に抜けて行きます。
 自動車に限らず、サイクリング自転車のタイヤも同様です。

 空気圧が低くなったタイヤは、燃費が悪化するだけでなく、タイヤ寿命も短くなりますし、バースト(破裂)、スタンディングウェーブ現象など、さまざまな弊害を招くおそれがあります。
 とくに、高速道路など、高速走行中にタイヤのトラブルが発生すると、自動車は制御不能となり、大惨事につながりかねません。
 20%空気圧が低いと、燃費が17%落ちると言うデータもあります。
 その為、日頃、安全の為にも、ガソリン代節約の為にも、自分で簡単にメンテナンスできるのは、タイヤの空気圧チェック(空気補充)なのです。

 最近は、セルフのガソリンスタンドでも、タイヤ空気圧調整コーナーができました。
 自転車の空気を自分で入れる事ができる方なら、簡単に自動車の空気も入れる事ができるでしょう。

 自動車用の空気入れには、圧力計がついてます。
 どのくらいの空気圧にすれば良いか?

 運転席ドアを開けて、ボディー側の面(座席の脇辺り)を探してみると、自動車メーカー指定の「タイヤ空気圧」が記載されています。
 最近のエコカーの場合、燃費重視で 2.6k と言う場合が多いですが、標準だと 2.2k だと存じます。
 標準の場合、ちょっと、高めにして 2.4k 位に空気を補充するのが良いでしょう。

 空気圧確認の際に、ちっょとだけでも良いので、タイヤに亀裂や損傷、異物はないか? 
 異常な摩耗はないか? スリップサインが出ていないか?
 程度も、確認するとベストですね。

 タイヤに窒素ガス のコーナーも、合わせてご覧ください。