ETCカード 車載機 読まないエラー クリーナーを使って掃除実施

「ETCカード 車載機 読まないエラー クリーナーを使って掃除実施」のアイキャッチ画像

ETC車載機に、ETCカードを差しても、読まない? 読み込みエラーになる状況が発生しました。
以前から、何度か発生していたのですが、だましだまし、使っていたところ、ついに読まないことによる問題が生じたため、対策を行いました。

当方の車載機はETC2.0です。
新車購入した際に、メーカー純正カーナビにつけるオプションで、ETC2.0をつけています。
そして、3年間のうちは、とくに問題が無かったのですが、4年目に入ってから、ETCカードの読み込みが、失敗するときもあれば、成功するときもある状態に変わりました。
その後、ついに危ない状況となりました。

その日は、出張で羽田空港までクルマで行く途中の早朝に、途中で、足が無い(電車だと間に合わない)人物を拾って、行くところでした。
いつものように、高速に乗る前に、ETCカードを差しました。
このとき、充分、確認していればよかったのですが、どうやら、差し込んでもエラー状態だったようです。
そのエラー状態に気が付かず、高速のIC(料金所)を通過すると、エラーのブザーが鳴るではないですか?
エラー状態でも、そのまま、料金所を通過できてしまったため、改めてETCを差して緑ランプにし、やむなく、クルマはそのまま目的地の料金所まで進めました。

そして、高速を降りる際の料金所にて、一般/ETCゲートに入り、機械から連絡しました。
「申し訳ありません。乗る際にETCがエラーだったようでして。」と申し出ますと、朝まで4時30分くらいだと言うのに係員さんは「大変申し訳ありません。」と、当方に落ち度があるにも関わらず、丁重に対応してくださりました。
聞かれたのは、どこのICを、何時頃に通過したか?と言う事だけでした。
降りる際には、ETCカードを正常に読んでいる状態にしていましたので、そのまま清算してもらって、無事に通過できました。
朝早いと言う事もあり、幸い、後続車もなく、安全にやり過ごすことができています。

いや~、このETCカードを差して、エラーですと、赤ランプになるのはなりますが、運転席のメーターパネルに赤く表示される訳ではなく、車載器の部分に赤です。
当方のカーナビの場合、カーナビ画面に「ETC」の表示があるのですが、読み込んでいれば、文字が青くなるだけでして、車載器からも、読み込み時にブザーが鳴ったりするわけではないので、エラーになっていることがわかりにくいです。
人間の目で、しっかり、確認する必要があります。

ともあれ、また、エラーが発生しては、事故にもなりかねませんので、対策を行う事にしました。
読み込みしない対策としては、車載器のIC情報の読み込み部分が、汚れていると考えました。
そのため、下記のクリーナーを使用しています。

【PR】
【PR】ETC・DSRC用 IC 接点クリーニングカード NV-16

清掃方法は簡単です。
上記のクリーナーカードを、5回以上、差すだけです。
もちろん、車庫・駐車場などに、クルマを止めている状態で、作業を行ってください。
ただ、このクリーニングカードは「乾式」ですので、それでも効果が無かったら、別の「湿式」を試すしかないと思います。
私の場合は、上記のカードでの清掃で、充分に効果があり、その後、エラーは発生していません。

なお、だいぶ昔の話、日本でETCが導入された1年目くらいで、別のクルマですが、羽田空港の料金所で、首都高を降りる際に、ETCが読み込まれなかったことが1回あります。
その時は、まだ、ゲートに係員さんがいる時代でして「1度、バックして、また入って」と言われて、後続車がいないことを確認して、高速でバックしまた前進したことがあります。
それでも、読まず、ETCカードを手渡して、清算してもらい、高速を出ました。
その時は、なぜ、入る時は問題なかったのに、降りるとき読まなかったのだろうと?、不思議だったのですが、今を思えば、当時、雨が降っていまして、ワイパーを動かしていたことから、ワイパーが動作した際に、たまたま、通信がエラーになったのかな?と感じました。
ETCカード事前通信チェックが無かった時代ですので、ETCカードを差してなくて、料金所で、前の車が突然停車することが、多かった時代の話です。

なお、本来であれば、このように「接点」が汚れて使えなくなるようなシステムや構造で無いことが望まれる訳です。
ICチップなのですから、Felica(フェリカ)のように、タッチしている状態で、きちんと読み込めるようにするなど・・。
接触する箇所が汚れて読めないなんて、本末転倒だと存じます。
まぁ、あと50年後くらいには、新システムで、ETCも進化していることでしょうが・・。