車載用 防災グッズを準備しよう

 震度7を観測し、上越新幹線も脱線し、地震による死者68人を出した「新潟県中越地震(2004年)」では、地震発生時刻が夕方の17時56分であった為、帰宅を急ぐ自動車の多くが、橋の崩落、土砂崩れなどによる通行止などで立ち往生した。
 また、避難所も満員で、屋外に停車させた自動車の中で寝泊りする避難者も多数いた。
 その地震がある前から、私の場合、車にも最低限の防災用品を搭載していたが、改めてその必要性を再認識したのを覚えている。

 私が最低限の防災グッズとして、自動車に搭載している内容は、下記のとおりである。

 (1) 車載用非常食セット

 大人1人が3日間生き延びるために必要な食料と飲料水、防寒・防熱用ブランケットが入っている。
 車の中は冬は冷たく、夏は50℃など高温となるが、-40℃~148℃までの耐久製品の為、1年中、車内に置いていても大丈夫。
 賞味期限も4年以上ある。大きい辞書くらいのコンパクトサイズですので、トランクに入れていても邪魔になりませんし、座席の下にも保管可能。
 詳しくは下記の写真をクリックしてご覧願いたい。
 
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 (2) 防寒シート (ブランケット)

 冬に地震が発生して、なんらかの状態で車中泊することになっても、寒くないように、コンパクトに収納されている、熱を逃がさない防寒シートを乗車定員分、自動車に常時積んでいる。
 定員分搭載しているのは、万が一の際、誰か1人だけ寒くないようにと言うのは、不公正となる為だ。
 上記の車載用防災セットを持っているならば、足りない人数分だけ、用意しておけばよいでしょう。
 価格もそんなに高くなく、大変軽い素材なので、燃費が大きく悪くなることも無いので、お勧め。

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 (3) 懐中電灯

 コンパクトサイズの安い物で良い。地震の時だけでなく、普段、故障など夜間に明かりが必要な際にあると助かる。

 (4) 軍手

 普段でも、パンクの際のタイヤ交換などで、軍手があると便利。特に、冬は軍手が無いと、冷たくてタイヤ交換などできません・・。

 (5) タオル・バスタオル

 普段は、急に日帰り温泉に入浴する事になった用に搭載していますが、災害時には、水で濡らして体を拭いたり、骨折した際の三角巾代わりにもなるでしょう。
 他の用途としては、車がスタックした際の脱出用にも使えますね。

 防災用品は、自宅に常時設置しておくだけでは不十分です。
 運転中に災害に合わなくても、職場で被災したり、車で非難すると言う事も考えられます。
 最低限でも良いかと存じますので、上記のとおり、自動車にも防災用品を用意しておくことをおすすめ申し上げたいです。